【50音雑学 「か」】 この鳥の名前、知ってる?
問題
Q1. 鮮やかな水色の体と長い嘴が特徴的であり、漢字では「翡翠」と書くこの鳥の名前は?
A1.
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Q2. カモの仲間であり、日本へは冬鳥として九州以北に渡来する。漢字では「川秋沙」と書くこの鳥の名前は?
A2.
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Q3. 中央アメリカに生息する、頭から背中にかけて輝く緑色の羽毛とおなかの赤い羽毛のコントラストが印象的な、このグアテマラの国鳥の名前は?
A3.
カザリキヌバネドリ(ケツァール)解答はここをクリック
雑学
A1. カワセミ
カワセミは水辺に住む鳥で、日本でも見られます。カワセミの青色は色素による青色ではなく、構造色によるものです(構造色とは、非常に微細な構造に光が入射すると、ある波長の光同士が干渉し強めあうことでその色が見える、というものです)。鳥以外でいえば、モルフォ蝶は構造色による美しい青色で有名ですね。近年では車の塗装などにも構造色が応用されています(LEXUSのStructural Blueが記憶に新しいです)。
A2. カワアイサ
カワアイサは北海道以北の地域で繁殖し、冬に九州のあたりまで南下してきます。「アイサ」はあまり聞きなれない気もしますが、万葉集にも詠まれていることから(「山の際に 渡る秋沙の行きて居む その川の瀬に波立つなゆめ」)、古くから日本に現れていた鳥のようです。
A3. カザリキヌバネドリ(ケツァール)
カザリキヌバネドリは古代アステカでは神の使いと考えられていた、世界で最も美しい鳥の一つです。グアテマラの国鳥であり、通貨単位のケツァルはこの鳥の名前に由来します。写真のように非常に印象的な長い尾羽ですが、これを持つのは雄だけ。クジャクやオシドリなどもそうですが、雌にアピールするために雄だけが派手な見た目をしているんですね。
参考
(画像はすべてwikipediaより参照)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%BB%E3%83%9F
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B5
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%AB